Hälsa’s blog

理学療法士とトレーナーを経験した知識をもとに睡眠を考えます。

睡眠の役割

睡眠は脳を作る育てる守る修復する

 

睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠があり、ノンレム睡眠からレム睡眠に移行する周期を繰り返す。平均としては1周期が約90分。

レム睡眠は脳を作り、育て、覚醒させる

ノンレム睡眠は脳を守る、修復する

 

レム睡眠は新しい体験により学習し、記憶するために必要な信号が伝わる神経回路を作るといった大脳を成熟させる役割を担っている。

ノンレム睡眠は「睡眠に依存」する成長ホルモンを分泌することで、発育期の子供では体の成長に、成人では組織の修復や疲労回復の役割を担っている。

 

眠りによって作用が違うことは睡眠経過に現れる。

・睡眠中のレム睡眠の割合

新生児:50%

小児~成人:20%程度

高齢者:15%程度

と大脳を発達させる必要のある新生児が突出して長いことがわかる。

 

ノンレム睡眠

・ノンレム睡眠にも段階があるが、成長ホルモンが分泌されるのは深い睡眠N3である。

子供N3が3回

成人は2回

高齢者0回

成長ホルモンが多く必要とされる子供には3回起こり、休息や回復が必要な成人にも2回起こる。

 

理学療法、トレーナーとして高齢者においても成長ホルモンは必要であると考えるがこのあたりの詳細は勉強不足のため、自分が理解して伝えられるようになれば、またアップします。

上記はあくまでちゃんとした睡眠が取れている場合であり、不規則な生活を続けていると、睡眠をとっても上記のようには当てはまらないことが多いと思います。

その辺りを自分で調べて、さまざまな方に提供できるように不定期に情報をアップしていきます。